アラビアンナイト演出ノート7 私の考える音楽劇

2017.01.18 Wednesday

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    倉迫です。

    本日より吉祥寺シアターに入りました。

    初めての劇場ですが、これまで客席で感じていた通り、いい空間ですね。

    昨年の12月23日24日に立川で上演しての吉祥寺公演、

    記憶が新しいうちの再演とあって、調整にも熱が入っています。

     

    今回の作品は「音楽劇」と銘打たれています。

    僕が自分の作品に「音楽」と冠したことは、以前に一作品だけあります。

    2013年と2014年に上演した、「音楽朗読劇『宮沢賢治のイーハトーボ』」です。

     

    2013年は洗足学園音楽大学のシルバーマウンテンで上演しました。

    YouTubeで全編を視ることができます(いつのまにか視聴回数が4500回を超えてました!)

    ピアノに篠原真先生、打楽器に古川玄一郎さんを迎えた幸せな公演でした。

     

     

    同じ作品を、キャストを変えて2014年4月に、

    こまばアゴラ劇場で劇団単独で企画・運営した

    『ケンゲキ!(宮沢賢治演劇フェスティバル)』の中で再演しました。

    こちらは予告編の映像をYouTubeで視られます。

     

     

     

    この作品は、その後、2014年8月にも再演。

    そのときは古川玄一郎さんのみの演奏でした。

     

     

    この『宮沢賢治のイーハトーボ』の経験をもとに、2年越しの熱望が実現させて、

    古川さんとがっつり組んだのが、今回の『音楽劇 アラビアンナイト』です。

     

    今までの僕の演出作品にミュージカルやオペラはありますが、音楽劇はありません。

    また、「子どもに見せたい舞台」シリーズでは俳優による生演奏が

    ふんだんに織り込まれていましたが、音楽劇とは名乗りませんでした。

     

    なぜかと言うと、音楽劇と名乗るには、

    「この人はすごい!」と僕が感じる音楽家による生演奏が、

    俳優の演技と同じ比重で存在する必要があると考えていたからです。

    ですので、僕の音楽劇は歌いません。

    演奏と演技、あるいは奏でることと語ることが、

    音においても、身体においても、交じり合うことを目指しています。

     

    古川さんの専門は、クラシックでもポップスでも無く、現代音楽。

    昨年12月に行われた、戦後に作曲された現代音楽の演奏を競う

    「第12回現代音楽演奏コンクール競楽12」で第3位に入賞しました。

    音楽大学等の教育機関では即興演奏やJ.ケージ、S.ライヒの音楽に関する講義・講演も行っています。

     

     

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    2017.12.12 Tuesday

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