アラビアンナイト演出ノート最終回 公演に向けてお客様へのお願い

2017.01.20 Friday

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    倉迫です。

    明日はいよいよ初日です。

    なので、演出ノートもこれで最後です。

     

    この作品、立川公演から二度目の公演初日ですが、

    劇場に合わせて、こまごま作り替えた結果、

    同じストーリーでありながら、シーンの手触りはずいぶん変わっています。

    ですので、新たな作品を上演するのと同じくらい、

    お客さんに受け入れられてもらえるだろうかと、不安と期待でいっぱいです。

     

    とはいえ、三日後にはすべてが終わるわけで、

    そしたら少し羽を伸ばすつもりです。

    この一年、ちょっと忙しすぎました。

    実際、体にもいろいろダメージがたまっているので、

    2月、3月と放課後シアターやそのほかのイベントもありますが、

    ペースを落として、来年度からのことをゆっくり考えたいと思います。

     

    なので、この公演の三日間は、お客様との出会いを存分に楽しみますよ!

    ぜひ、劇場に遊びに来てください。

     

     

    そして、お客様に一つ、お願いがあります。

    「アラビアンナイト」というこの人類の遺産ともいうべき世界文学は、

    ヨーロッパに紹介される前までは、「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」として、

    アラブ世界で大切に伝えられてきました。

    現在、知られている最も古い写本はシリアで15世紀ころに作られたものなんだそうです。

    シリアのアレッポなどの大都会では、コーヒーハウスに集まった人々が、

    語り手の物語に聞き入り、人々は物語をめぐっての議論に熱中していたと言われています。

     

    シリアのアレッポ、

    ニュースや記事などでお聞き覚えがある方も多いのではないのでしょうか。

     

    昨年行った「アラビアンナイトを知るための連続レクチャー」の中の

    『アラブ音楽レクチャー』でウード奏者の常味裕司さんが語ってくれた、

    平和だった頃のシリアのすばらしさ、

    写真で見せていただいたアレッポの美しい街並みが、僕は忘れられません。

    そして、『アラブ料理レクチャー』講師の金子貴一さんも

    「アラブでもっとも美味しいのはシリア料理だ」とおっしゃっていました。

    いい店がたくさんあったと。

     

    そういう場所が今、紛争によって破壊され、

    多くの子どもたちの生命が危機にさらされています。

    僕はその事態を知り、座組の皆に相談した結果、

    『音楽劇 アラビアンナイト』上演チーム有志一同からの呼びかけという形で、

    シリアの子どもたちへの人道的な支援に協力するために、

    日本ユニセフ協会による「シリア緊急募金・寄付」の募金箱を

    劇場ロビーに設置することにしました。

    募金の総額や日本ユニセフ協会への提供の報告は

    後日、たちかわ創造舎のウェブサイトにて行います。

    観劇のあとに、もしご協力いただけるようでしたら、

    ぜひともよろしくお願いします。

     

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    2017.07.21 Friday

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