「銀河鉄道の夜」公演終了!
2012.01.24 Tuesday
小学生の子どもちゃんたち、保護者の方、
幼稚園や保育園生ぐらいのちびっこちゃんたち、先生方、
総勢200人ぐらいのお客様たちに囲まれての、とても幸せな公演でした。
お寒い中、足を運んでいただき、本当にありがとうございました!
今回は公演レポートということで、当日撮った写真とともに振り返ってみたいと思います。
まずは・・・
ほえ〜!かっこいい・・・
今回の公演で音楽を担当して下さった古川さんの演奏ブース。
この楽器たち・・・胸が高鳴るなぁ!
鳥居のように組まれたポールのベストポジションに楽器を吊し、
魔法使いのように、多数の楽器をあやつる古川さん。
「ここでこの音きた〜!」と芝居に合わせ、
即興的にベストタイミングで音を奏でる神技には脱帽です。
むぅ・・・夏公演の演奏は気ぃ引き締めてかかるぞ!
おもしろ楽器三連チャン。
よくよく見ると釘とか車の部品とかが吊されてて、
そしてとっても素敵な音が鳴るんです。
私も昔、舞台監督に鉄パイプを使った巨大楽器を作ってもらったなぁ。
「楽器」じゃないものの音って、私もとても魅力を感じます。
ちなみに最後のスーパーボールたちは、シンバルやドラなどにこすり着けて、
またまた魅力的な音を出す道具として使われてました。
舞台全景。
懐かしの跳び箱や平均台。
いや、平均台には泣かされました。
大勢の視線を浴びながら、下を見ずに平均台に飛び乗って横移動(段差あり)するって、
緊張度とんでもなかったです。
「体操選手ってスゴイな!」って関心してたら、
「お前と一緒にするな!」って演出家に怒られました。
平均台にはしてやられたけど、
体育館で、体育道具を舞台装置に芝居するって、私はとっても好きでした。
お気に入りです。
役者をいつも助けてくれる衣装たち。
何役も担当している人は、ここで生着替えしてました。
(あ、もちろん裸じゃないのでご安心を!)
Ortではお馴染みの「速着替え」、
その様ってけっこう面白くて、今回は隠すより見せちゃおうとこの形になりました。
それにしても、あの目立っているピンクの衣装。
ムフフっ。至さん、大変お似合いでした!
みんな下を向いて、せっせと作業中。
照明の伊藤さんにアドバイスをいただきながら、
劇中で使う「烏瓜(からすうり)のランプ」を作成してます。
こういった小道具も、私たちの芝居を助けてくれる大事な仲間なのです。
時には翻弄されることもあるけど・・・。
さてさて打ち上げです。
私たちを呼んで下さったコーディネーターの平田さん、
音楽の古川さんを交えて記念に一枚。
無事公演が終わって、ホっと一息なみんなです。
私にしては珍しく写真をいっぱい載せてみました。
少しでも場の雰囲気が伝われば!
本番前、小学生たちとちょっとしたワークショップをしました。
これは北九州公演でお世話になった、
孤高のアコーディオン女優・谷口さんが残したアイディアなのですが、
星空から銀河鉄道が降りてくる音を、子どもたちと「声」で作ってみようというもので、
実際、本番でも声を入れてもらうのですが、
そのアイディアの豊富さと言ったら、本当に子どもの感受性は無限大です。
そして忘れらえないのは、
ラストシーンで汽笛がなった時、「声」を入れるシーンでないのですが、
客席から「シュッシュッ」っと声が聴こえてきたこと。
お客さんと一緒に、一つの「場」を創れた事を肌で感じて、
なんて素敵な繋がりなんだろうと、胸にぐっと迫りました。
次は2月末に図書館での「銀河鉄道の夜」公演が待っています。
また今回とは違った作品になるんだろうな。
今からとっても楽しみです。
頑張るぞ!
金子でした。
小屋入り
2012.01.22 Sunday
断髪っ!
2012.01.17 Tuesday
「銀河鉄道の夜」、
いよいよ来週月曜日に本番です。
昨日の稽古は、
自分の演技の見どころをプレゼンテーションした後に、
実際に演技をするという、
初の試みをしてみました。
例えて言うならば、
料理のレシピを公開した後に、
実際の料理を味わってもらう。
という感じでしょうか。
「スイーツ作りたいなら、そこで塩かけちゃダメでしょ。」
「平坦な味で飽きる。もっと変化つけて。」
「口当たりを良くしようと思って、卵でとじてみたんですが、
・・・そのせいで、なんの料理かわからなくなっちゃってますね。
卵使いません!!!」
などなど。具体的な問題点が次々に、あらわになり、
「そもそも、なんの料理を作ろうとしてるんだ・・・?」
という、大問題も露呈。
いやはや、
恐ろしくも、充実した稽古となりました。
宮沢賢治の作品は、
言葉の一つ一つに、
賢治の強い思想と、志を感じます。
大人であっても、味わいつくすのが難しい、深さがあります。
今回、小学生を対象とした公演ではありますが、
その複雑な味を、平坦に食べやすくするのではなく、
複雑なままで、「美味しいっ!」と、言わせてみたい・・・・。
そのために、あと数日、試行錯誤あるのみです。
ジョバンニ役の由菜が、髪を切りました!!
こんなに短くしたのは中学生以来とか。
気合いを感じますね。
相棒であるカムパネルラ役の私も髪を切ったのですが、
小林至さんいわく、「わかめちゃん」らしいです・・・。
誉められてると思うことにします。
あと一週間きりました!!!
がんばるぞ〜!!!
平
テスト運転
2012.01.14 Saturday
今年もよろしくお願いいたします。
さてさて「銀河鉄道」、改良を加えながら試験運転の真っ最中です。
昨年の初演は、枝光の夜景や屋外での上演というお祭り気分に十二分に助けられましたが、
今回はそうはいきません。
劇的とは正反対の味も素っ気もない体育館で、
待っているのはたぶん100人は超えるであろう純真な視線です。
全員で作品理解をより深め、ほぼ新作に近い作り変えになりました。
レトロな外観はそのままに、内装は現代のニーズに応える、
みたいな・・・違うか・・・
小林至さんです。
この人のおかしみのにじむリアルな空気感にはかないません。
今回も大いに助けられそうです。
古川さんです。
アーティストオーラぷんぷんの方です。
稽古合流が楽しみです。
とまあ、そんなわけで、
学校公演にとどまるにはなんだか惜しい作品になる予感がします。
いずれ一般向けにも上演されるんじゃないかなぁ??
プチファッションショー第2弾!
2012.01.09 Monday
今年もよろしくお願いいたします◎
観客とお芝居の世界観を共有するために衣装はとても重要なもの。
ということで、先日に続いて今日もプチファッションショー開催です!
「大学士は白衣っていう感じではなくて、もう少しフィールドワーク寄りかなぁ」
「鳥とりはちょっとゆったりした服でもいいかもね」
「早替えを考えると…」
とあれこれ考えながら、役のイメージに近い衣装を探しては着て鏡前へ、着ては鏡前へを繰り返して。
決定した皆の衣装をハンガーにかけてみると…
全体的に茶色系が多いなか、一見、やる芝居が違うんじゃぁ…と思わせるような一際目立つ衣装があるのですが…、それは1月23日のお楽しみで!
助っ人の小林至さんが着ちゃいます、ということだけ前回に引き続き言っちゃいます!
衣装を着替える度に、役になって何か一芝居うってくれる至さん。それがまた面白いんですっ!
役者として、上達していくために即興性や、物体や人物や役の一部を抽出してデフォルメする力って重要だなと、
至さんの芝居に大爆笑している最中、ふっと感じるのでした。
皆で笑って悩んで議論して、
バージョンアップした『銀河鉄道の夜』を楽しんでいただけたら幸いです!
名倉
一発目!!
2012.01.07 Saturday
明けましておめでとうございます!
本年もOrt−d.dをよろしくお願いいたします!
今年一発目のブログです。
何にしても「一発目」って緊張します、私。
さて年明けて早々ですが、Ort−d.dは早速始動しております。
なぜなら今月23日に本番があるのです!
今回、「こどもたちにお楽しみ会としてお芝居を」という事で、
光栄にも小学校に呼んでいただき、公演することとなりました。
演目は昨年北九州で上演した「銀河鉄道の夜」。
あの時は夜の屋上で上演したこの作品、
今回は体育館という広〜い空間でお芝居します(夏の舞台を思い出す)。
ドキドキ。
楽しそうな体育道具もわんさかあってワクワク。
また子どもちゃんたちに見てもらえるということで、
今からとっても楽しみです!
そして今回は、福岡で家具屋を営む孤高のアコーディオン役者・谷口さんと、
我らが姉貴!・三橋さんが残念ながら参加出来ないため、
強力な助っ人をお呼びしました!
まずお一人目は、音楽家の古川玄一郎さん。
考えてみると、いつも自分たちで芝居に流れる音楽を演奏していたので、
プロの音楽家さんの演奏で芝居をするのは初めてなんです。
ワクワクします!
そしてお二人目は、「ドリトル先生」の公演でお馴染み、双数姉妹の小林至さん。
ハリキった演出家から早速いろんな役をお願いされ、
そして面白い衣装を着させられてました(笑)
強力な助っ人を迎えての「銀河鉄道の夜」。
前回とはまた違った作品になりそうで、今からとても楽しみです。
そして頑張りなさいよ、私。
本年一発目、金子でした。