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2018.12.19 Wednesday

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    『わが友ヒットラー』五日目

    2013.03.31 Sunday

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      興奮さめやらぬ今日。



      下北沢公演、五日目をおえました。





      五日目にして、ついに言われました!!




      「ブログの方ですよね!」




      それも何名も声をかけていただき、有頂天です。
      有頂天つぼ子です。



      「勉強してきました!」とか言われちゃってさ。うふふ。にやにや。



      あ…


      にやにやしてたら、降りる駅を過ぎていました。
      なんでわたし新宿にいるのだろう…
      いまから折り返しや…




      わたしは演出助手なのですが、ブログの方でかまいません。
      いつでもお声をおかけください♪



      あらあら、わたしの話より本番の話をしなければ!!




      これを本末転倒という!!!





      昨日は満席のため、スタッフも客席には入れず、外で聞いていたわけですが、

      舞台に出ていく役者陣の静かなる熱気に、また胸をぞわぞわさせられました。

      闘いにゆく兵士のような、友達に会いに行くラフさのような。







      客席はどのような反応だったのだろうと気になるところですが

      それはみなさまそれぞれに持って帰っていただけたら。












      この劇場ともラスト一日。


      うーん。

      さみしいぞ。



      そうです。今日は千秋楽です。


      終演後、世田谷区長の保坂さんと倉迫さんのアフタートークがございます!


      長いお芝居のあとではありますが、お時間ございましたらぜひお聞きください。


      それでは最終日!




      いってまいりまーーす!!

      『わが友ヒットラー』三日目、折り返し!

      2013.03.30 Saturday

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        昨日、三日目は、本番前にプレトークがありました。


        ゲストで来てくださったのは、劇団チョコレートケーキの古川健さん!



        なんと、自分が役者として出演する『熱狂』の昼公演を終えてから駆けつけてくださいました!

        劇団チョコレートケーキの出演俳優陣も本番にいらしてくださって…

        ありがとうございます。




        今回劇団チョコレートケーキさんとの合同企画として、半券割引システムがありますが、


        『わが友ヒットラー』をご覧になったお客様が、

        「帰り道にすぐ『熱狂』の予約をしてしまいました!」とTwitterでつぶやかれていて。

        このシステムの素晴らしさを身に染みて感じました。



        劇団チョコレートケーキさんも31日まで。
        しかも千秋楽は三本の作品の上演がありますそうな!


        わたしたちにとって、お互いに公演をしていることは、パワーのマグマの源泉です。



        こちらからも応援しております!!!







        三日目ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。


        公演後に感想を直接聞けたのですが、本当に人それぞれに感じることが違うのです。

        それが面白いし、わたしも観ていると、日によって見え方が違うのです。


        体調もあるだろうけれど、同じ照明でも、感じ方が変わったり。



        床が透明に見えるときもあれば、あのセットが水槽に見えることも。



        役者も、セットも、作品のすべてが進化しています。





        メイクの美しさにも目が奪われます。


        ビジュアルディレクターのるうさんが毎日メイクされます。








        わたしは実はクルップさんの着付けを担当しているので、同じ楽屋でいつもメイクしている横で帯をしめながら、るうさんのメイク術を盗もうと企んでおります。



        企んでいるのがバレて、るうさんも教えてくださったり!





        いつかるうさんにメイクしてもらうんだ。(野望)



        さあさあ、
        本日四日目。


        いつもより少し早めの18:00開演でございます。



        駅前劇場でお待ちしておりますー!!!

        『わが友ヒットラー』二日目

        2013.03.29 Friday

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          おはようございます!



          下北沢公演、二日目を終えた朝でございます。


          連日幅広い年齢層の方にご来場いただけて、客席を見るのがとても楽しく感じています。


          対面客席って、向かい側の客席がどうしても目にはいるわけですが、


          その反応も含めて楽しんでいただけると思います!





          わたしたちは民衆なのか、目撃者なのか、共犯者なのか。










          舞台写真をもうひとつ、ちらり!













          みなさんの目にはどう映るのかな。

          目の触覚で感じてほしい。






          本日29日も19時開演でございます。


          当日券もございます!


          下北沢駅南口目の前のTAROビル3階、
          駅前劇場にてお待ちしております!!!



          連日、終演後幸せそうに飲む倉迫さん。







          (イメージ画像)




          倉迫さんの周りの明るい方々に囲まれて楽しく飲むのはいいですね♪

          次の日への活力になります!



          そう思うと、帰りの電車の酔っぱらいーズにも優しくなれる気がします。


          うんうん。
          むしろ、会社帰りに観劇しちゃいなよ!ユー、終演後一緒に飲んじゃいなよ!




          そんな気持ちです。




          つまり、ご予約大歓迎です!





          中日で折り返し!




          いってまいりまーす!

          『わが友ヒットラー』初日でした

          2013.03.28 Thursday

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            おはようございます!

            いままでにいろんな芝居が始まり、終わってきたことと思いますが、



            ついに昨日。3月27日に『わが友ヒットラー』下北沢公演が、駅前劇場で産声をあげました!




            おぎゃー!!!






            札幌公演を経て、本当に作品と言うのは、生まれては死に、そして生まれ変わる、魂みたいなものだなあと感じるわけです。


            そして、この『わが友ヒットラー』、札幌も下北沢も、シアターZOOと駅前劇場という空間を味方につけているなと。





            初日の昨日は満席となり、たくさんのお客様に観ていただくことができました。
            ご来場まことにありがとうございました。



            劇場の退館時間の関係で、なかなかゆっくりとしていただけず、失礼いたしました。


            アンケートを書く時間がなかったかたもいらっしゃるかと思います。


            もしよろしければ、どんなご感想でも、Twitterやみなさまのブログ、またはこちらのコメント欄などに一言『わが友ヒットラー』について書いていただけたら嬉しく思います。






            ああいう舞台です。


            他の席から観たいという方もいらっしゃるのでは?



            ええ、そうでしょう、そうでしょう。




            ぜひぜひ、今日明日とお席ございます!
            (30日31日は売り止めになっております。申し訳ありません!)


            また観に来ていただけるのを楽しみにしております。





            ちらりと、舞台写真公開。










            初日ということで、終演後には初日打ち上げがありました!






            倉迫さんの乾杯の音頭で、みなさん喜びの麦の中へつかる。。








            無事に初日が開けましたのも、関係者の方々のおかげでございます。




            カンパニー一同、千秋楽まで歩一歩、踏みしめて参ります。




            二日目!いってまいりまーす!










            クルップ祭り。

            ゲネプロ!

            2013.03.26 Tuesday

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              お疲れさまです!

              今日は、かわいいあいつが劇場入りしました!

              あいつってなにかって?


              それは本番を観に来てのお楽しみでいっ!てやんでいっ!





              ヒントは…三島由紀夫の戯曲の中にあります。





              さてさて、ゲネプロも終了し、ついに初日を迎えようとしています。


              今日も、劇団員の平さんと渡辺さんは1日働きづめ!

              折り込んだり、激おちくんしたり…ありがたや。



              仕込みも、お二人で合わせたかのように赤いパーカーで情熱的に働いてくださいました。










              情熱的たいらさん。



              人の軍手に間違えて『タイラ』と書いちゃうおちゃめなおねいさま!


              まいさんの写真まだ撮れてない!撮らせてもらう!(予告)





              今回の舞台美術のシャンデリアも、駅前劇場の梁に生えているかのような錯覚を覚えるくらい、とけあっていて。とっても素敵です。






              あれ?シャンデリアに人間の顔…はっ!














              舞台監督の弘光さんだ!!



              アゴonアゴ。



              みなさんおちゃめなのです。うっふん。









              お待ちしておりまする!!!!

              駅前、仕込みました!!

              2013.03.25 Monday

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                今日は、下北沢に出陣っっっ!!



                『わが友ヒットラー』@駅前劇場

                仕込みました~~~!!!





                下北沢、京王井の頭線はそこまで地下化の影響は感じませんでしたが、出口が変わったことで、駅前劇場がその名のとおり駅の目の前になっていました!!


                朝の搬入で、劇場のビルの入り口で搬入車両を待つみんな。










                クルップ役、村上さん越しのみんなと、新・下北沢駅の南口。






                むしろ駅のなかで迷子にならないようにお気をつけください!


                でも、方向音痴のつぼでも、表示を見ながら素直に歩けば出口に出られましたよ。


                怖がらずにさあ、
                レッツしもきた!!きらーん!





                仕込みは、札幌とはまた違う美術なので、みんなですこし慎重に。








                かつ、豪快に。









                いままで稽古してきたわたしたちですら、この舞台美術、舞台照明に興奮しています。


















                たくさんの方がお手伝いにきてくださいました。
                ありがとうございました!!
                おかげさまで舞台が出来上がりました。




                場当たりも1幕を当たり、明日は場当たりのつづきです。




                どしどしご予約も頂いており、嬉しい限りでございます。
                ですがまだ席に余裕がございます。

                ぜひこの機会を逃さないでくださいっ!




                駅前劇場がこんな舞台に…



                いや、こんな舞台が目の前に!!




                空間を、肌で、目で、耳で味わっていただきたいです。







                『わが友ヒットラー』チケット予約に関してはこちら!↓

                http://ort-dd.jugem.jp/?eid=476



                水曜日は初日ですよっ。

                お待ちしております!!

                出陣前夜

                2013.03.25 Monday

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                  お疲れさまです!下北沢の駅が地下化になったそうですね!


                  明日はとうとう下北沢に小屋入りなので、どきどきしていますー!

                  わたしも新生・下北沢駅がどんな様子かまだ知らないので、明日またお伝えしますね!

                  とはいえ、駅前劇場はほんとうに駅前なので、駅の出口にさえでられればすぐに見えてくる場所です。



                  南口の目の前。
                  ビルの見た目はこんな感じ。









                  わたみん家と坐和民が全面に押し出されていますが、このビルの3階に、ふたつ劇場があり、OFFOFFシアターというところと、今回の公演会場の「駅前劇場」です。


                  南口から出たら目の前ですよ!


                  リピートアフターミー!!




                  ミナミグチカラ、デタラ、メノマエ!!





                  お~。みなさん、いいですね~。




                  これで迷わずたどり着けるはず!!





                  ちゃんとしたご案内も、またしっかりとさせていただきますね。





                  今日は、にしすがも創造舎でのラスト稽古でした。

                  この稽古場で1月からつくりあげてきたものが、札幌にいき、明日からは下北へ。



                  うーん!カンガイブカイ!!



                  リピートアフターミー!!







                  カンガイブカイ!!!!!





                  う~ん、みなさんさすがです。




                  ラストということで、稽古場に仕込んでいた開帳場もあっちゅう間にバラされ、木の固まりになってトラックにのせられました。

                  これがまた、みなさんのお目にかかるときには変身しているわけですね。




                  なんと、31日はチケットが売り止めになってしまったのですが、
                  他の日はまだ余裕がございます!


                  ぜひぜひ、下北沢へ足をお運びください!!





                  役者陣も首をながーーーくして待っております!









                  首長い。





                  お先に明日は仕込んできます~!







                  お待ちしていまーす!!









                  劇団チョコレートケーキ『熱狂』観劇!

                  2013.03.24 Sunday

                  0
                    たいへんご無沙汰してしまいました!!こんにちわ!


                    Ort.d-dメンバーズブログファンの方、ごめんなさい!
                    (いるという希望をこめて)

                    もう本番千秋楽までノンスノップで更新です!いえい!







                    昨日はですね…待ちに待った劇団チョコレートケーキ初日にいって参りました~!!!




                    観劇したのは『熱狂』

                    『わが友ヒットラー』の一年半ほど前までの、ミュンヘン一揆後からヒットラーが首相になるまでを描いた作品でした。


                    ヒットラーの歴史が目の前で繰り広げられ、いつしかその奇妙なまでに一糸乱れぬ動きや「ジーク・ハイル」の掛け声に楽しさを感じている自分。

                    終わったあと、「ジーク・ハイル」の掛け声、やりたくなっちゃった。


                    当時のドイツの民衆があんなに前のめりに「ハイル・ヒットラー」と言っている奇妙な映像が、なんだか納得できそうでちょっと怖くなりました。






                    そうなんです。かっこいいのですよね。みんなビシッときめていて。髪も、服も、姿勢も。



                    ついていきたくなるといいますか。




                    なんだか人気グループのいわゆる「アイドルのだれだれ推し」のように、それぞれがそれぞれにかっこよいので、観劇後に、




                    「あたしシュトラッサー推し!あなたは?」



                    「あたしはね…ゲーリング推し。」



                    「きゃ~!わかる~!」


                    みたいな会話が生まれそうな、大衆から支持を得られそうな政党といった雰囲気などが、すごく当時の匂いを感じられた気がして、面白く感じました。

                    伝わりづらくてごめんなさい。



                    彼らが目の前にいる、ということだけで、充分な気持ちでした。






                    いや~劇団名のチョコレートケーキが溶けてしまうくらいに、熱い芝居でした。


                    それをあんな間近で観られて。
                    三方向から観られる客席です!たのしい!







                    アフタートークでは、われらが倉迫さんが、演出の日澤さんと、脚本と役者で『熱狂』に出演している古川さんとヒットラーについてや、おふたりの作品を作るまでの経緯など、ざっくばらんにお話ししておりました。

                    客席でもたくさんの方が真剣にトークを聞いてらして…


                    倉迫さんもおっしゃっていましたが、『熱狂』をご覧になって、その後が気になる方は、本当に『わが友ヒットラー』のご観劇をおすすめします!



                    わたしも、『わが友ヒットラー』の先、そして、ナチスがホロコーストを起こした先の話を描く、劇団チョコレートケーキさんの『ある記憶の記録』がとても観たいです。


                    こうやって、わたし世代(20代)の人にも、どんどん知っていってほしい。

                    そこには、ドイツはもちろん、日本があります。



                    古川さんも脚本の参考にしたという、『わが友ヒットラー』は、とうとう来週の水曜に初日です!!



                    劇団チョコレートケーキさんの熱い風をうけて、さらに躍進!
                    今日のラスト稽古も頑張って参ります!!!



                    是非とも劇団チョコレートケーキさんの『熱狂』『ある記憶の記録』と合わせて、半券システム(500円割引になります!)をご利用になって、両団体のヒットラー作品、ご覧ください!





                    昨日は図々しくも初日打ち上げにも参加。








                    とっても雰囲気のいい劇団さん♪




                    夢の、両チームのレーム、ツーショット!!!!











                    左が『熱狂』のレーム、島田雅之さん。
                    右が『わが友ヒットラー』のレーム、スズキシローさん。



                    ふたりとも渋いなあ。


                    島田さん、こころよく撮らせてくださいました!

                    熱い男!!!



                    本番前に観劇できて本当によかったです。ありがとうございました!!!


                    チョコっとだけよ〜

                    2013.03.19 Tuesday

                    0
                      いや~~~~~先日のキムヨナ選手の演技は素晴らしかったですね。
                      音楽が彼女というか、彼女が音楽いうか…美しかったなあ。


                      競技から離れたところに、発見はあるのかもしれませんね。



                      なんて、朝からチョコレート食べながら思い出してました。







                      チョコレートといえば、みなさんはどんなチョコレートが好きですか??

                      生チョコ、チョコクッキー、
                      柿の種チョコとかちょっとすきです。



                      でもでも、みんな大好きと言えばやっぱり??





                      チョコレートケーキ!!!!!!






                      そう、






                      劇団チョコレートケーキ!!!!!!





                      お知らせしましたが、劇団チョコレートケーキさんの3月23日から始まる『熱狂』は、ヒットラーが首相になるまでを描いた作品なのです!

                      この作品と、もうひとつの『あの記憶の記録』で、CoRich舞台芸術アワード2012の第一位を獲得していらっしゃいます。



                      Ort-d.dが、首相になってからのヒットラーを描いているので、本当にこのつながりに驚いています。




                      ぜひ2つとも観てほしい!!!!





                      と思っていたら、
                      なんと半割というシステムがあるらしい!!
                      (↑半券というシステムをクリックすると、スペシャル企画のページへゴー!)



                      え~~?!うっそ~~~!!!!



                      どちらかを観劇したのち、そのチケットの半券を持っていくと、もうひとつの舞台をお得なお値段で観劇できるとな?!!


                      うれし~~~~!



                      劇団チョコレートケーキ初日の23日のアフタートークには、われらが倉迫さんがゲストで登場しますよ!!


                      わたしも観に行きます!!!!




                      そして、わたしたち『わが友ヒットラー』29日の公演のプレトークには、劇団チョコレートケーキの演出日澤雄介さんがゲストで登場いたします!!!

                      日澤さんは、つい最近、若手演出家コンクールで最優秀賞を受賞された方!!!




                      これはもう、劇団チョコレートケーキ『熱狂』『あの記憶の記録』、そして29日のプレトークは必見ですね。
                      にやにや。




                      そんな劇団チョコレートケーキさんのブログはこちら!



                      http://chocolate-cake.seesaa.net/s/




                      出演者紹介を楽しく拝見♪

                      ヒットラーはもちろん、レームやシュトラッサーも出るということは、役者による役のちがいも必見ですね!!
                      んん〜!待ち遠しくってたまりまへん!!


                      そしてクルップは異様感が増していきますね。そちらもたまらん。





                      『わが友ヒットラー』には出てこないゲッペルスやヘス、ヒムラーなど、ヒットラーやナチスを語るには必要不可欠な人物も登場するようだ!!!


                      つぼのイカサマでサカサマな会よりも(というか比べるのが失礼)、世界が深まることでしょう。



                      若手演出家コンクールで選ばれた作品、『親愛なる我が総統』も千秋楽に上演されるよう!!


                      くう~!!!!観たかった…………!!!!


                      そうです。われらとおなじく31日が千秋楽なのです。




                      もう!もう!とにかく観に行きましょう!



                      劇団チョコレートケーキ
                      /サンモールスタジオ特別提携公演


                      『熱狂』『あの記憶の記録』


                      2013年3月23日(土)~31日(日)



                      【作】 古川 健
                      【演出】 日澤雄介
                      【日程】 2013年3月23日(土)~31日(日)
                      【会場】 新宿サンモールスタジオ
                      (東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩3分)

                      【公演スケジュール】

                      3/23(土) 19:00(熱狂)
                      3/24(日) 14:00(記憶) /19:00(熱狂)
                      3/25(月) 19:00(記憶)
                      3/26(火) 19:00(熱狂)
                      3/27(水) 19:00(記憶)
                      3/28(木) 14:00(記憶) /19:00(熱狂)
                      3/29(金) 14:00(熱狂) / 19:00(記憶)
                      3/30(土)14:00(記憶) / 19:00(熱狂)
                      3/31(日)12:00(熱狂) / 17:00(記憶)

                      ※3/31(日)15:00から若手演出家コンクール上演作品『親愛なる我が総統』特別上演

                      【チケット】

                      ※2013年2月1日(金)発売開始! ※全席自由

                      前売 3,000円 当日 3,300円
                      通しチケット 5,000円(劇団にご連絡ください)
                      学割 2,000円(高校生 1,000円)※要学生証提示
                      前半割 2,500円(3/25(月)までの4ステージ)
                      特別上演『親愛なる我が総統』 500円(『熱狂』『あの記憶 の記録』どちらかの半券提示のお客様は無料)



                      劇団チョコレートケーキホームページ


                      http://www.geki-choco.com/




                      同じくCoRich舞台芸術まつりの最終選考団体ではありますが、大切なことは競争の外にあるのです。キムヨナ、ありがとう。


                      いまの社会に真っ向から挑む2作品、お見逃しなく!!!

                      第二回、サカサマの会

                      2013.03.17 Sunday

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                        おまちかね!いわつぼ、春の事件簿!
                        サカサマの会、第二弾です~~~!


                        ぱふぱふ~~!!!




                        今回は『わが友ヒットラー』の約10年前のできごと。
                        ヒットラーの有名な著書、「我が闘争」は牢獄で執筆されましたが、その牢獄に入るきっかけになった事件です。




                        ミュンヘン暴動







                        ミュンヘン一揆や、他にも呼び名はありますが、『わが友ヒットラー』に書かれている呼び名で。
                        1923年11月8日、9日に起きた、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)らによるクーデター事件です。

                        写真は、首謀者たちの写真。






                        当時のドイツは、1918年に第一次世界大戦に負けてからというもの、ベルリン中央政府の弱腰外交とインフレの影響により、極右と極左の支持が高まっていました。


                        ミュンヘン暴動の起こる1923年の1月、フランスとベルギー両軍は、賠償金支払いの遅滞を理由に、ドイツの重要な工業地帯のルール地方を占領しました。これに国民は激怒!

                        これに対してドイツの政府は、ルール地方の労働者にストライキを呼びかけ、賃金保証のために紙幣を増刷。

                        このため、ドイツはハイパーインフレーション。飢餓と、混乱と、瓦礫の時代へまっさかさま。

                        国民の28%は完全失業者に、42%は不完全就労状態になりました。

                        そんなにひどかったんだ、ドイツ…





                        このころ、元バイエルン州の首相のカールが、バイエルン州総督というものになり、バイエルンの立法権と行政権を付与されて、バイエルンにおいて独裁権を握るようになっていました。

                        カールは、ミュンヘン駐在の第7軍司令官のフォン・ロッソウと、州警察長官ハンス・フォン・ザイサーと三人で三頭政治体制をとります。

                        彼らが主張したのは、
                        「祖国を救済するためのバイエルンの使命」として、
                        ワイマール共和政打倒、バイエルンに自治権と王政復古を認めること、ベルリン中央政府への対決姿勢でした。



                        同じころ、ナチスや突撃隊や右派が集まって結成された、ドイツ闘争連盟をヒットラーが指導していました。
                        そのなかには、第一次世界大戦の英雄といわれたルーデンドルフ将軍も加わり、名誉総裁とされます。



                        ドイツ闘争連盟も、カールたちと同じ主張だったため、ふたつは結び付き、カールはムッソリーニが行ったローマ進軍を真似た「ベルリン進軍」を決意、闘争連盟に準備を開始させます。


                        しかし、カールは味方につけていたベルリン中央政府のひとりにベルリン進軍をとめられてから、乗り気ではなくなってしまいます。


                        ヒットラーたちは、「カール抜きで進軍しようよ!」と、フォン・ロッソウとザイサーを誘いますが、「カール抜き?!むりむり!!」と、ふたりは消極的。


                        11月6日、カールは闘争連盟に行動の延期を求めますが、同じ日に、国軍がテューリンゲン州で左翼討伐を開始します。
                        これを知り、早くベルリン進軍しなければ左翼打倒の大義名分を失うと考え、ヒットラーはカールに即時行動を求めます。

                        またもやカールは曖昧な反応。
                        これに不満を持ったヒットラーは、暴動を決行にうつします!



                        11月8日の夜、


                        カール、フォン・ロッソウ、ザイサーが演説中のビアホールを占拠、三人の身柄をおさえて協力するように説得します。威嚇発砲をしたりと、大騒動。ルーデンドルフ将軍の説得により、三人とも協力を表明します。


                        11月9日の朝、


                        ビアホールからミュンヘンの中心部にあるオデオン広場へ、行進を開始します。

                        先頭はヒットラー、ルーデンドルフ、そして当時の突撃隊指導者のゲーリングでした。



                        市内では、レームが率いる突撃隊の一部が市役所やバイエルン国防軍司令部等を占拠して、バリケードを築いていました。

                        1920年にナチ党に入隊したシュトラッサーも、突撃隊の一部を率いて、参加していました。



                        意気揚々と行進が始まったと思ったのもつかの間。
                        警官隊の発砲を受けて、暴動は失敗に終わります。


                        実は、演説中に乗り込まれて恥をかかされたカールたちが、8日のうちに、中央政府と連絡をとり、暴動を鎮圧する準備が進められていたのでした。


                        この暴動でヒットラーやシュトラッサーは捕まり、ゲーリングは負傷し逃亡、レームはいなくなったゲーリングの代わりに突撃隊の総指揮をヒットラーに任されました。


                        先に釈放されたシュトラッサーは、ルーデンドルフに気に入られて地位を高くし、ミュンヘン暴動によってナチスは大きく変動することとなりました。

                        詳しくのせたいですが、とりあえずはミュンヘン暴動までのできごとを。

                        調べるのに疲れたわけじゃないですよ?のんのん。





                        その後の裁判では、
                        国民からカールは悪役、ヒットラーは英雄視されることとなり、


                        『わが友ヒットラー』の中で起こる長いナイフの夜事件では、
                        このミュンヘン暴動での裏切りが原因となり、カールも親衛隊によって殺害されました。

                        恨みが強かったのですね…





                        今のドイツのオデオン広場はこんなかんじ。



                        ここに、当時の騒ぎの時はたくさんの人がひしめきました。



                        フォン・ロッソウ将軍の名前は、『わが友ヒットラー』にも出てきますよ!
                        顔はこんな顔。






                        フォン・パーペンという人も出てくるので、混乱しないでくださいね!

                        フォンって多いんだ、これが!
                        貴族出身の人につくやつで、サー・○○と同じ使い方です。
                        名前じゃないんだね~。


                        とまあ、長くなってしまいましたが、ミュンヘン暴動ってそれだけヒットラーたちの中にも深く刻まれた傷痕の思い出なのですよ…


                        そんな思い出の上にある物語であります。




                        最近、うちのレームが「ヒットラーにささぐ!」と言っては、稽古前にギターをかき鳴らし、熱い想いを歌にのせています。












                        骨だけになって~



                        でもでもいつもすき~










                        さあ、みんなでヒットラーをまるはだか!!

                        第二回、サカサマの会でした!!!!!