本読み、そして言葉

2008.03.16 Sunday

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    今日は春の暖かさ。
    にしすがも創造舎に入る道を歩いていると、梅の花びらが散り始めているのを見ました。まあ。

    役が決まり、今日から本格的な読み合わせに入りました。
    と言っても、身体の「状態」をつくりながら、一つひとつのセリフの解釈などを確認しながらの読み合わせ。なので、数ページでも時間はどんどん進んでいきます。

    台本は、すでに書き込みでいっぱい。真っ黒です。
    これまでみんなで戯曲分析をしてきたので、そのメモがたくさん書いてあるのです。
    今回、それぞれが戯曲を読んで登場人物について思ったこと等を言語化するという作業もしています。
    だから、稽古場の壁や窓にはそれらを書いた紙と言葉で埋め尽くされています。言葉にすると、
    頭の中でモヤモヤして曖昧だったものが明確になるし、あれ何だったっけ?というような事態に
    ならずに記憶の糸が切れないです。

    言語化するといえば、今日は他者との共有に「オノマトペ」を使いました。
    本日の春陽気とは全く違うような冬の「寒い」シーンがあるのですが、
    どういう寒さなのかがそれぞれの演者で違う認識なのではないかということになりまして。
    チクチクとか、ぞーっと、などとそれぞれ表現してみたのですが、確かに寒さの感覚もいろいろあって
    オノマトペだとその感覚を共有しやすいツールなのかも、ということです。
    日本語っておもしろいですね。


    本日、公演チラシが届きました。
    早くみなさんのお手元に届くように、パッパとささっとはきはきと動いていきます。
    うーん、このオノマトペは違うなぁ。

    渡辺 麻依




    本番まで後一ヶ月きりました!

    2008.03.14 Friday

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      日中が随分と温かくなってきました。
      梅が満開ですね。
      そろそろ散っている所もあるそうで。
      稽古場では、花粉症が猛威を奮っております。
      春なんですねぇぇ。

      さて、初日まで1ヶ月をきりましたが、
      ここ二日ほど、稽古では台本を一切やりませんでした。
      1ヶ月…きってます。

      しかし台本をやらずとも、やる事は山ほどあるのです。
      『しんしゃく源氏物語』を今自分達がやるにあたって、
      どのような状態の人達として存在していたら面白いのか。
      その「状態」はそもそもどうやったら作り出せるのか。
      ってか「状態」ってなんだ。と、
      稽古場では「言語化する」という作業がひたすら行われております。
      「言語化する」という事は、「発見する」という感覚にとても似ていて面白いのです。

      ところで、
      私は病院で「チクチク痛いですか?ズーンっていう痛みですか?」
      などと聞かれる度に
      『私のチクチクとこの人のチクチクは違うかもしれない…っ』と、
      ちょっとドキドキするのですが、
      …それは多分言語化云々とは違う話ですね。
      でも、外国でも同じような聞き方をするんだろうか。

      あ、ちなみに今日から台本に戻りました。キャスティングが決まりましたよ(?)!

      平 佐喜子

      予約受付開始です!

      2008.03.12 Wednesday

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        本日より予約受付を開始しました。
        予約はメールまたはFAXのみです!電話での予約はご遠慮ください。
        お名前、フリガナ、枚数、日時をご明記の上、
        ふるってこちらまで↓ご連絡下さい!

        【予約取り扱い】
        メール ortdd@yahoo.co.jp  
        FAX 03-5961-5207 (にしすがも創造舎)

        ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。
        ※チケットの事前発行は行いません。当日の受付デスクでお名前をご申告ください。
        ※予約は公演前日まで承りますが、席数が少ないためお早目のご予約をお願いします。
        ※当日の入場はご予約順でなく、ご来場順になります。予めご了承ください。

        もうすぐちらしが出来上がるそうです。
        まだ原案しか見ていませんが、ちょっと凝った作りだとか。
        こちらに届き次第アップします。お楽しみに。

        この作品をやるということ

        2008.03.08 Saturday

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          昼間から稽古をすると3階は日差しが入って暖かいです。
          窓の外を眺めれば一面墓地、隣の体育館ではアルゼンチン人が陽気な「三人姉妹」
          をやっています。(東京国際芸術祭です。にしすがも創造舎が会場になってます)


          今回、源氏物語を題材するにあたって、源氏物語に思い入れがある派とない派と分かれて
          それぞれ見る視点が違うのは面白いです。

          私は思い入れがある派です。
          文学少女だったので、「源氏」とか「おちくぼ姫」とかよく読んでいたのですが、
          物語の中で「零落した家のお姫様がはかなくみまかった」みたい文章をよく見かけるんですよ。
          字面だけ見ると美しいのですが、
          実際どういう現状だったのかと考えると、これって餓死なのかなぁ・・・。

          平安文化⇒雅やか
          というベールを取るととんでもない事になっています、例え『しんしゃく源氏』でも。
          これはあらゆる古い戯曲に言える事だと私は思うのですが、
          作家は意図して書いたわけではないのに現在の世の中の不安と通じることがあるのは、
          いつの時代も不安の理由は変わらないのか、
          それとも現在の私たちだからそういう視点で捉えているのか。
          今回はボツになったもう一つの作品もそうだよなぁ、と思いをはせます。

          今はどっぷりと暗い世界に浸かって、お客様にお出しする頃には明るくデコレーションしたいです。
          あと5週間で本番なんですって! わぁ!!


          小田さやか

          本日はオフ

          2008.03.06 Thursday

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             稽古場風景が続きましたので、たまにはオフの日の様子でも。
             
             本日は貴重な稽古休みでした。
            昨日までの稽古で頭をフル回転!相当熱くなっていましたのでしばしクールダウン。
            みんなそれぞれ仕事をしたり、芝居を観たり。もちろん源氏と格闘し。

             かくいう私もお仕事デー。
            春だし、仕事から帰りがてら気の利いた写真の一枚も撮ってこようと
            思ったのですが、源氏のことを考えながら歩いていたら、早々に自宅に
            着いてしまいました。
             
             そうそう、昨日から稽古場が地下室→3階へ移動となりました。
            不思議なもので、稽古場が変わると役者の演技にも変化があらわれるんですよ。
            さっそくW・M嬢がブラック全開ではっちゃけていました。

             『場』って大切だなあと思います。
             にしすがも創造舎にあらためて大感謝!

             4月公演は、その大切な『場』をあえて北へと移動していきます。
            さてさてどうなることやら・・・。
             私も、再演もので劇場が変わるという経験はありますが、今回のような
            上演は初体験です。ああああああ楽しみぃ〜〜〜。。。
            場を愛し、場に愛される作品になるといいなあ。

            あ、結局、演劇の話になってしまった。
            オフの話題はまた次回に。

            ミツハシでした。

            4月公演情報アップしました

            2008.03.03 Monday

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              何日も思わせぶりな日記でやきもきしたかと思います・・・。
              大変お待たせいたしました、次回公演情報を掲載いたしました。
              (『次回公演情報』カテゴリーよりご覧下さい)

              去年、名古屋、宮崎と地方の企画にお呼ばれした私達、
              今回は豊島区ツアーを企画しました。

              今回の会場は、
              ある意味、原作と一番近い、素敵な庭園が見渡せる   目白庭園内茶室 「赤鳥庵」
              なんと、21時開演!お酒を飲みながら観劇できる   No Smoking Cafe 「model-T」
              吹き抜けの打ちっぱなしコンクリートが独特、洞窟のような   「ギャラリー la Grott」


              どうぞ、お好きな場所をお選びください。
              予約受付は3月12日水曜より開始いたします。

              ※各回、座席数が限られております。お早目のご予約をお願い申し上げます。

              4月公演情報 詳細

              2008.03.03 Monday

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                Theatre Company Ort-d.d 1st tour  
                『TEXT PLAY 源氏物語』





                作  榊原政常『しんしゃく源氏物語』
                演出 倉迫康史
                出演 三橋麻子・小田さやか・金子由菜・杉村誠子・平佐喜子・渡辺麻依
                ビジュアルディレクション ROCCA WORKS
                チラシデザイン 和田直樹
                協力 にしすがも創造舎

                2008年4月12日〜27日 三週連続で三ヶ所の会場で上演
                 目白 目白庭園内茶室 赤鳥庵
                 池袋 No Smoking Cafe model T
                 駒込 ギャラリー la Grott

                劇団となったOrt-d.dの初の東京公演は豊島区内の芸術文化スポット3ケ所をツアー。
                和風庭園の茶室、スタイリッシュなカフェバー、地下のコンクリート打ちっ放しのギャラリー
                と、全く雰囲気の異なる空間を求めて、光源氏「不在」の「平安」ではない『源氏物語』が、
                山手線沿いを目白→池袋→駒込と北上します。


                『第1週』
                12(土) 18:00 開演
                目白・目白庭園内茶室「赤鳥庵」 
                豊島区目白3-20-18(目白駅より徒歩5分)
                ※開場は開演の30分前・定員45名

                『第2週』
                19(土) 21:00 開演
                20(日) 21:00 開演
                21(月) 21:00 開演
                池袋・No Smoking Cafe 「model T」 (モデルティー)
                豊島区西池袋3-33-17(池袋駅より徒歩10分・立教大学近く)
                ※開場は開演の30分前・各回定員25名

                『第3週』
                26(土) 14:30/18:00 開演
                27(日) 14:30/18:00 開演
                駒込・ギャラリー la Grott(ラ・グロット) 
                豊島区駒込3-16-13(駒込駅より徒歩5分)
                ※開場は開演の20分前・各回定員25名

                【料金】 2300円(前売・当日共、全席自由)
                ※modelTは1ドリンクサービスいたします

                【予約受付開始】2008年3月12日(水)

                【予約取り扱い】
                メール ortdd@yahoo.co.jp  
                FAX 03-5961-5207 (にしすがも創造舎)

                予約はメールまたはFAXにて承ります。電話での予約はご遠慮ください。
                予約の際にはお名前、フリガナ、枚数、日時をご明記ください。
                定員に達し次第、締め切らせていただきます。
                チケットの事前発行は行いません。当日の受付デスクでお名前をご申告ください。
                予約は公演前日まで承りますが、席数が少ないためお早目のご予約をお願いします。
                当日の入場はご予約順でなく、ご来場順になります。予めご了承ください。

                ※当日券の販売が不可の場合も予想されます。電話(090-6486-6196)にてお問合せください。
                ※他のお客様のご迷惑になりますので、遅れてのご入場は固くお断りいたします。

                【お問合せ】
                Ort-d.d 090-6486−6196 ortdd@yahoo.co.jp

                Ort-d.d劇団プロフィール

                2008.03.03 Monday

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                  Theatre Company Ort-d.d(シアターカンパニー・オルト・ディー・ディー)

                  オルトとはドイツ語で《場》の意。
                  豊島区のアートセンター〈にしすがも創造舎〉のレジデントアーティストで
                  演出家・プロデューサーの倉迫康史のソロユニットだったOrt-d.dが、2007年4月より劇団化。
                  《演劇を考える集団》として、演劇におけるコトバ・日本語の魅力を追求する上演を行うと共に、
                  演劇の社会貢献や教育現場との協働などコミュニティアートの可能性を探る活動を行う。
                  アートセンター(劇場)を拠点に、地域との関係性を重視するリージョナルシアターとして活動が
                  東京で可能なのかを問う実験の《場》でもある。

                  2008年1月、宮崎県立芸術劇場主催「飛び出すこどもブンガクシリーズ」vol.1として
                  音楽劇『ポラーノの広場』(原作:宮沢賢治)を上演。

                  考える考える考える。

                  2008.03.01 Saturday

                  0

                    みなさま、こんにちは!
                    久しぶりの稽古場日誌だ〜!
                    しかもケータイからでは無く、ちゃんとパソコンからの投稿。
                    (私のパソコン能力を知ってる人には、この意味のスゴさがわかるはず!)

                    さてさて。
                    昨日早速、近所の図書館から今回の演目に関する資料をどっさり借りてきました。
                    なんせワタクシ、この作品を読むのは中学校の授業以来。
                    しかも主人公を「いけ好かないヤツめ!」と少女心に勝手に毛嫌いし、それ以来
                    絶縁状態だったのです! (→ファンの方々、ごめんなさいっ)
                    きっと今みなさんの頭には、いろんな作品が挙がっていることと思いますが(笑)、
                    発表をお楽しみに〜♪

                    今回は、とにかくみんなで考えて、考えて、考えて。
                    ひとりでも考えて、考えて、考えて。
                    ひたすら、なぜ?なぜ?なぜ?と問いかける作業が続いています。
                    実はすっごい楽しい。
                    自分とは違う考えや視点を持った人たちが近くにいてくれるというのは、本当に
                    尊いことだなぁと思います。
                    こんな多種多様なメンバーで、しかもこの作品をやるなんて。
                    めちゃくちゃワクワクしてます!

                    楽しみにしてて下さいね!
                    金子由菜でしたっ。 

                    いよいよ本格始動?!

                    2008.02.27 Wednesday

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                      4月公演、演目決定しましたっ!!
                      本日は前回演出から出された例の"課題"を各々発表していきました。
                      様々な意見が出ました。
                      感じたこと、考えていることをコトバにして伝えるというのは大切なんですね。
                      聞かないと相手の考えてることなんて分かりませんもんね。
                      コトバにしていくことによって自分にとっても確かなものになります。
                      山内さんがワークショップで、
                      膨大なコトバたちが記憶の彼方に流れていくというお話をされていたのですが、
                      思いや感情、発見もそうだと思います。どんどん産まれてはどんどん流れていく。
                      コトバにしていかないと産まれたことも知ってもらえないんだなぁと思います。
                      話がずれ気味ですが、
                      本日の話し合いはこれからの創作の過程を予感させるものでした。
                      大変なのもこれからっ!!楽しみなのもこれからですっ!!
                      ご期待くださいっ☆"

                      杉村誠子